半導体島 2021 2 14
米中対立が深まる中、台湾が焦点になってくるでしょう。
アメリカは、台湾の民主主義を守りたいと考えています。
一方、中国は、台湾海峡における「両岸の統一」を考えています。
私は、別の懸念を持っています。
実は、台湾は、半導体技術の集積した島です。
私は、かつて台湾に行ってみたいと思っていました。
それは、台湾料理ではなく、パソコンの部品が目的です。
パソコン自作に興味がある人はわかると思いますが、
重要な部品は、台湾製が多いのです。
私は、台湾製のマザーボードが好きです。
そのほかにも、台湾製の電子機器を使っています。
もちろん、アメリカも、このようなことにも注目しているでしょう。
コンピューターの頭脳であるCPUを
「5nm」という微細技術で作ることができるのは、
今のところ、台湾のTSMC社だけです。
私の勝手な想像ですが、
アメリカのIntel社は、TSMCに追いついていないでしょう。
パソコンが好きな私にとっては、
アメリカと中国は、
「半導体島」の取り合いをやっているように見えます。